カシミヤとは
最高級の天然素材として世界中で広く愛されているカシミヤ。今から1000年ほど前、インド北部のカシミール地方生息した山羊の産毛を使ったショールなどがシルクロードを経てヨーロッパに伝わりました。
その山羊の名にちなんでカシミヤという名が広まったと言われています。
寒暖の差が激しい環境下に声息しているカシミヤ山羊の毛は、表面は粗毛で覆われており、その下に柔毛が密生しています。
この柔毛のみを拾い集めるか、櫛で梳いて集めるので、1頭から150g-250gしか取れず、マフラー1枚作るのにカシミヤ1頭分ほど必要になります。
そのため、カシミヤはとても高価で希少価値の高い素材と言われています。
湿気を含んだ毛は、無理にブラシを通すと傷んでしまいます。
乾かしてからブラッシングするようにしましょう。
カシミヤの魅力
- 肌触りが良い
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カシミヤの手触りはとても柔らかく、絹のような光沢と独特のヌメリがあります。
他の獣毛に比べ、柔らかでなめらかな手触りがとても人気です。
- 軽くて保温性が高い
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カシミヤの手触りはとても柔らかく、絹のような光沢と独特のヌメリがあります。
他の獣毛に比べ、柔らかでなめらかな手触りがとても人気です。
カシミヤの色
染色前の原毛は、ホワイトカシミヤ、グレーカシミヤ、ブラウンカシミヤがあります。
染色をせずに、そのままの色味を生かしたカシミヤ製品もあります。
無染色のものは、傷みが少なく風合いも良いですが採取量が少ないため希少価値が高いです。
カシミヤが出来上がるまで
- 1. 原毛の調達
- カシミヤ山羊から採取した原毛を遊牧民などから購入します。
- 2. 整毛
- 原毛には、柔らかい糸として使える毛と差し毛(太く糸として使えない糸)があるため、それを仕分けします。
- 3.ソーピング
- 毛の汚れやふけを取り除きます。
- 4.染色
- きれいに綿になった状態で大きな窯で染色します。
- 5.紡績
- 繊維を紡いで糸の状態にします。
このような段階を経て糸となっていきます。この中で原毛から糸として使えるものは約40%ほどです。
差し毛や、糸として紡績できない綿は絨毯などに再利用されてゆきます。
弊社はすべての工程を一貫して管理している紡績工場から直接糸の買い付けを行っています。
カシミヤカシミヤの糸
糸の調達は信頼を置ける紡績メーカーの協力のもと、自信をもって皆様にご提供しております。
人気の高いイタリア製の糸を使った製品も多数ございます。
【カリアッジ】
イタリアを代表する老舗紡績メーカー「カリアッジ社」の糸は、界中のラグジュアリーブランドからの圧倒的な信頼を得ています。
【ロロ・ピアーナ】
ロロ・ピアーナは、19世紀初頭にテキスタイルで有名なヴァルセシアにて創業された最高級カシミヤ及び 高級ウールなどの生地メーカーです。